2013年10月18日
困っている人の身になって…
それほど混んでいるわけではないのに、空席がひとつもないという、町の中心から駅を通り、郊外へ向かうバス。乗っているのはだいたい初老のご婦人か中高生。そんな中、耳に3つずつ、鼻にもピアスを開けた強面の青年が、どっかりと腰掛けています。
そこへ、杖をつきながら、物語に出てくるような背中の丸いおばあさんが乗ってきました。私は後ろのほうのステップの上の椅子に座っていたので、誰か入り口付近の人が席を譲ってあげればいいのに…と見ていました。
すると、その強面の青年がさっと席を立っておばあさんに席を譲りました。
そこまでは、まあ、ある話ですよね。
ところがこの青年、おばあさんがバスから降りる時に、自分が先に降りて手を差し伸べたのです。手につかまって、おばあさんは無事に降りることが出来ました。同じところで降りる人がいてよかった、と思いきや、なんとその青年はまたバスに乗り込みました。おばあさんのために、一度降りていたのです。これは、なかなか出来ることではありませんよね。
本当にその人のためを思う、ということがどんなことかを知ったような気がしました。
そこへ、杖をつきながら、物語に出てくるような背中の丸いおばあさんが乗ってきました。私は後ろのほうのステップの上の椅子に座っていたので、誰か入り口付近の人が席を譲ってあげればいいのに…と見ていました。
すると、その強面の青年がさっと席を立っておばあさんに席を譲りました。
そこまでは、まあ、ある話ですよね。
ところがこの青年、おばあさんがバスから降りる時に、自分が先に降りて手を差し伸べたのです。手につかまって、おばあさんは無事に降りることが出来ました。同じところで降りる人がいてよかった、と思いきや、なんとその青年はまたバスに乗り込みました。おばあさんのために、一度降りていたのです。これは、なかなか出来ることではありませんよね。
本当にその人のためを思う、ということがどんなことかを知ったような気がしました。
Posted by めもらす at
21:32